はじめに
透析看護師の仕事について
- きついの?
- 病棟より楽?
- 給料はどう?
と気になっている看護師さんも多いと思います。
私は、急性期病院で病棟看護師を数年経験したあと、透析クリニックに転職し、現在まで長く働いています。
この記事では、実際に働いてみて感じた

透析看護師のきついところ
病棟との違い
向いている人をリアルに紹介します。
透析看護師の仕事内容
透析クリニックの看護師は主に以下の業務を行います。
- 透析の準備
- 穿刺
- バイタルチェック
- 患者さんの観察
- 透析終了後の処置
- フットチェック
病棟と違って、月・水・金、火・木・土で、同じ患者さんに会うことが多いのが特徴です。
そのため、患者さんと長く関わる仕事になります。
透析看護師のきついところ
透析クリニックは「楽そう」と思われることもありますが、実際には大変な部分もあります。
穿刺のプレッシャー
透析看護師の大きな仕事のひとつが穿刺です。穿刺をしないと透析が始まらないため、毎日の穿刺は避けては通れません。透析の針は太く、長いため、最初は緊張することも多く、慣れるまではプレッシャーを感じることもあります。

私も最初はかなり緊張して、
毎回プレッシャーを感じていました。
ルーティン業務が多い
透析は治療の流れが決まっているため、同じ作業を繰り返すことが多いです。そのため、
- 変化の多い仕事が好きな人
- 急性期が好きな人
には、少し物足りないかもしれません。
忙しい時間帯がある
透析開始時間や終了時間は忙しくなります。特に、
- 午前開始
- 透析終了時間・午後開始
は、一気に業務が重なります。
12時半が、1日で一番きつい時間帯
具体的に一番忙しいのは、午前の透析が終わり、午後の透析が始まる時間帯です。
私の職場では12時半前後がこれにあたります。
午前クールの返血と止血、そして午後クールの患者さんの受け入れと穿刺が、ほぼ同時に発生します。
返血は一人ずつ、抜針と止血に時間がかかります。
その間にも午後の患者さんは来院し、体重測定を済ませてベッドで待っています。
この時間帯だけは、病棟の忙しさに近い感覚があります。
ちなみに私の職場では、この山場に備えて11時頃から交代で昼食休憩を取ります。
12時に休憩を取っていては間に合わないからです。
1日の詳しい流れは、こちらにまとめています。
機械と数値を扱う、看護とは別の知識が要る
もうひとつのきつさは、覚える量の多さです。
透析は機械を扱う仕事なので、看護技術とは別に機器の知識が必要になります。
・透析装置の操作とアラーム対応
・ダイアライザーの種類と特性
・除水量の計算とドライウェイトの考え方
・抗凝固薬の扱い
このあたりは病棟では触れてこなかった領域です。
「看護師なのに、機械の勉強?」と戸惑う方も少なくありません。
ただ、ここは慣れれば済む部分でもあります。
操作手順は決まっていますし、分からなければ臨床工学技士さんに聞けます。
穿刺のように「勘」が要求される部分ではありません。
きつさの「質」が、病棟とは違います
ここまで大変な部分を書いてきましたが、
私自身は病棟に戻りたいとは思っていません。
理由は、きつさの種類が違うからです。
病棟のきつさは「何が起こるか分からない」ことでした。
ナースコール、急変、入退院。予測できない負荷が、勤務中ずっと続きます。
透析のきつさは「決まったことを、時間内に正確にこなす」ことです。
忙しい時間帯ははっきりしていて、そこを越えれば落ち着きます。
どちらがきついかは人によります。
ただ精神的な消耗は、私の場合かなり減りました。
「透析は楽そう」と言われることについて、実際どうなのかはこちらで詳しく書いています。
それでも透析を選ぶなら
ここまで読んで「思っていたより大変そう」と感じた方もいると思います。
ただ、透析クリニックは施設によって忙しさがかなり違います。
クール数、患者数に対するスタッフの人数、穿刺を誰が担当するか。
この違いで、同じ「透析」でも働き方は変わります。
透析看護師の求人を探す場合は、看護師専門の転職サイトを活用することで、効率よく情報収集ができます。

非公開求人が見られる
職場の内部情報を教えてもらえる
条件交渉を代行してもらえる
透析クリニックは施設によって働きやすさに大きな差があるため、1つの求人だけで決めるのではなく、複数の求人を比較しておくことが大切だと感じています。
私も転職を考えた時に、まずは情報収集のために転職サイトをチェックしました。
実際に求人を見てみると、思っていたより条件のいいクリニックも多く、「もっと早く知りたかった」と感じました。
※MCナースネットは看護師専門の転職サイトで、非公開求人の紹介や転職相談も受けられます。
まとめ
透析看護師の仕事は「楽な仕事」ではありません。
ただ、病棟と比べると
- 夜勤が少ない
- 生活リズムが整う
- 落ち着いて働ける
というメリットがあります。
もし今、「病棟勤務がつらい、、、」と感じている看護師さんは、クリニックという働き方も1つの選択肢だと思います。



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