透析看護師の穿刺が怖い…最初につらかったこと

透析看護師

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「透析って穿刺があるから怖そう…」

透析へ転職を考えたとき、
そう感じる方は多いと思います。

私自身も、病棟から透析クリニックへ転職したばかりの頃は、
毎回かなり緊張していました。

特に最初に驚いたのが、
透析の針の太さと長さです。

病棟で使う静脈注射の針とはかなり違い、
最初は「こんなに太くて長い針を刺すの…?」と本当に驚きました。

しかも長さがある分、
静脈注射のときとは少し針の持ち方も違います。

最初はその感覚にも慣れず、
毎回かなり緊張していました。

この記事では、実際に働いて感じた

・穿刺が怖かった理由
・最初につらかったこと
・少しずつ慣れていったこと

をリアルにお話しします。


失敗できないプレッシャーが大きかった

透析は、
穿刺ができないと治療を始めることができません。

しかも患者さんは週3回、
何年も透析を続けている方が多いため、
穿刺への不安や希望を強く持っていることもあります。

そのため、
「失敗したくない」
というプレッシャーをかなり感じていました。

特に最初の頃は、
出勤前から緊張することもありました。


患者さんごとに血管が違って難しかった

透析では、
患者さんによって血管の状態がかなり違います。

  • 見えやすい血管
  • 深い血管
  • 曲がっている血管
  • 細い血管

など、本当にさまざまです。

教科書通りにはいかないことも多く
最初はかなり戸惑いました。


失敗して落ち込んだこともあった

最初の頃は、
うまく穿刺できず、
患者さんの腕を腫らしてしまったこともありました。

その時はかなり落ち込み、

「自分には向いていないかもしれない…」

と思ったこともあります。

患者さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいになり、
しばらく引きずってしまうこともありました。

先輩たちはスムーズに穿刺しているように見えるので、
余計に焦ってしまうこともありました。


少しずつ慣れていったこと

最初は怖かった穿刺ですが、
経験を重ねる中で少しずつ落ち着いてできるようになってきました。

患者さんごとの血管の特徴も、
少しずつ分かるようになります。

また、
患者さんとの関係ができてくると、
以前より緊張しにくくなったと感じています。

もちろん今でも緊張する場面はありますが、
最初の頃の「毎回怖い」という感覚はかなり減りました。



怖さの正体は、針の太さだけではありません

穿刺が怖い理由を分解すると、3つあると思います。

1. 針そのものへの恐怖
太さと長さ。これは慣れます。

2. 失敗したときの反応が怖い
患者さんの表情や、周りの視線。

3. 自分の技術が信用できない
成功しても「たまたまかも」と思ってしまう。

このうち一番つらいのは、3つめでした。
うまくいっても自信にならない時期が、しばらく続きます。

ただ、3つめはやり方が身についてくると自然に消えていきます。
感覚ではなく、手順で刺せるようになるからです。


上達のために私がやっていたこと

1. 穿刺前に、血管をしっかり触る

いきなり刺そうとせず、触診で血管の走行と深さを確認します。

見た目だけでは分かりません。
表面に見えていても深いことがありますし、まっすぐに見えて途中で曲がっていることもあります。

「どこに、どの角度で、どの深さまで」を刺す前に決めておく。
ここを飛ばすと、勘に頼ることになります。

2. 刺すときの血管の固定

意外と見落とされがちですが、固定が甘いと血管は逃げます。

血管をしっかり固定できていれば、狙ったところに入る確率が上がります。
針を進めることばかり意識していると、ここが疎かになります。

3. 失敗したとき、どうずれていたかを必ず聞く

これが一番効きました。

穿刺に失敗してエコーで修正してもらうとき、どのような失敗だったのかを教えてもらいます。

・もう一刺し必要だったのか
・刺しすぎていたのか
・左右にずれていたのか

「失敗した」で終わらせず、ずれの方向まで確認する。
これを繰り返すと、自分の癖が分かってきます。

深く入りすぎる傾向があるのか、いつも同じ方向にずれるのか。
癖が分かれば、次から意識して修正できます。

失敗は減らせませんが、失敗から得られる情報の量は増やせます。


怖さは、なくならなくていい

10年経った今も、血管が難しい方の前では緊張します。

ただ、その緊張は慎重さという形で役に立っています。
怖さがなくなったら、逆に雑になるかもしれません。

「怖くなくなる」を目標にすると苦しくなります。
「怖いまま、それでもできる」を目指すほうが現実的だと思います。


穿刺を看護師が担当しない施設もあります

意外と知られていませんが、穿刺を臨床工学技士が担当する施設もあります。

求人票には書かれていないことがほとんどなので、確認が必要です。

「穿刺が不安だから透析は無理」と諦める前に、聞いてみる価値はあります。
見学や面接で聞きにくければ、転職サイトの担当者に代わりに確認してもらう方法もあります。

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「最初はみんな怖い」と知って気持ちが楽になった

透析へ転職したばかりの頃は、
「こんなに緊張しているのは自分だけかも…」
と思っていました。

ですが、
先輩たちも最初は同じように悩んでいたと知って、
少し気持ちが楽になりました。

透析の穿刺は、
最初から完璧にできる人ばかりではないと思います。

経験を重ねながら、
少しずつ慣れていくものなんだと感じています。


まとめ

透析看護師の穿刺は、
最初は怖くて当然だと思います。

私自身も、
針の太さや長さにかなり驚きました。

病棟とは感覚も違うため、
慣れるまでは不安になることも多いと思います。

ですが、
経験を重ねる中で少しずつ慣れていき、
できることも増えていきます。

今、透析へ転職を考えている方や、
穿刺に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。

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